シリア アラブの香り 世界遺産 【アレッポ/Aleppo/حلب】 0004

Travel To Syria(シリアへの旅)

اَسَّلاَمُ عَلَيْكُمْ

アッサラーム アライクム
スイです♩

前回は、シリア「奈井世ン」の流れを簡単に
まとめてみました。


現在のシリアの画像・映像を調べてみると
とても胸が痛くなる物が多いですが、
本来のシリアはとても美しく歴史も深い国です。

歴史的建造物も多く、市場などは活気にあふれ、
意外ですが農業も盛んな国でした。
宗教は違えど、人々は親切でお茶目な方が
多かった印象があります。

あるスーク(市場)などでは、

男性A:「アイツ秘密警察なんだよ(にっこり顔で)」

スイ :「え~?!そんな事外国人に話しちゃっていいの?」

男性B:「(身分証を見せてくれ)内緒だよ!
(これまたにっこり顔)
君は日本人だし女性だし害がある様に思えないからさ!
良からぬ人もいるから、気を付けるんだよ。」

スイ :「あっありがとう!」
   (((でも…全然秘密じゃないけど…)))

なんて会話もありました。
皆さん日本人に親切なんですよ♩


おそらく…
商社の方や外務省関係者その他の駐在員の方々が
長い年月をかけて築き上げて下さった
日本人への信頼なんだろうと、感心した私でした。

私が訪れた年は1997年の9月23日からですが、
その当時はトルコから陸路で入ると心に決めていたので
前もって、日本のシリア大使館へビザの取得申請を
していました♩
複数回出入国をするつもりだったので
取り合えずDoubleで(´艸`*)

シリア 詳細データ

■正式名称■
シリア・アラブ共和国(Syrian Arab Republic)

■首都■
ダマスカス

■面積■
18.5万km2

■人口■
1939万人(2020年頃推定値)
「奈井世ン」にて約57万人以上が亡くなり、
数万人が行方不明
約550万人以上の難民、
約610万人の国内避難民が発生している

■人種■
アラブ人約75%・クルド人約10%・
アルメニア人など約15%

■公用語■
アラビア語(アラビア語を勉強していた方は、
留学先はシリアがわりと多いらしい★
シリアは標準的なアラビア語だそう)
アラビア語はフスハー(現代標準アラビア語)と
アンミーヤ(大衆アラビア語・地方方言)が数多く存在する

■通貨■
シリア・ポンド

■有名な都市/観光地■
ダマスカス・ハマ(ハマー)・ホムス・ラタキア・
アレッポ・タドムル(パルミラ)など

■河川・湖■
ティグリス川・ユーフラテス川・アサド湖・オロンテス川

■山脈■
ヘルモン山(ゴラン高原の近く)・ガルビー山・
アンチレバノン山脈

トルコのアンタクヤ(アンタキヤ)よりバスで国境を越え
シリアのアレッポへ辿り着きました。
フランス人の女の子、オーストラリア人の男の子などなど
情報交換しながら、シリア国境が開くタイミングを
狙ってバスチケットを入手し乗り込みました。

古代都市 アレッポとは

アレッポ
حلب

シリアの古都アレッポは、
中央アジア、メソポタミア、ヨーロッパ、
エジプトをつなぐ世界の文化交流の中心として

繁栄しました。

そしてアレッポの市場=スークには
世界中の産品が集まり、隊商宿に宿泊しながら
商人たちが売り買いを行っていました。

特にアレッポ城は、
十字軍やモンゴル軍の攻撃に耐え抜いた
難攻不落の城として有名でした。

アレッポの写真たち(タイムスリップ海外旅行)

アレッポの街並み その1

アレッポの街並み その2

後ろ姿が素敵ですね♩中東ではこのターバン的な
(名前を忘れました)布を巻いている方が沢山いました。
部族(ルーツ)や階級によって巻き方や布地が違うと、
地元の方に教えて頂いた記憶があります♩

アレッポの街並み その3

おそらくアレッポ城からの景観です

アレッポの街並み その4

こちらもアレッポ城から

アレッポ城 入口

何だか全体が全く収まってない!!
素敵なお二人を撮りたかった♩と言い訳です。

織物を織る男性

キャラバンサライ


隊商宿の名残です♩昔の商人たちはここで寝泊まりを
して、様々な交易品を売り買いしていたそうです♩

スーク(市場)内 その1

えーっと…写真の腕がなさすぎる…ボケちゃってます

スーク(市場)内 その2

こちらも…いい感じに肖像権の確認がいらなそうな程にボケている…

ホテルの部屋のテレビでなんとPINNGUが!!

テレビが…ブラウン管テレビ 時代を感じます♩

泊まったホテルの写真はこちらしか撮っていなかった様子です。
ZAHERT AL-RABIH というホテルに泊まったらしいです。
(ご丁寧にホテルの名刺と領収書を取ってありました♩)
なんせ20年以上前の記憶なので…

有名な時計台の近くに位置していました。
2000年代は名前を変えて経営されていたという形跡が
他の方のブログでありましたが…
今はどうなってしまったのか不明です。

シリア関連 おすすめサイト

シリア全域に関しては、風の旅人さんのサイトが
膨大な情報量と丁寧な考察・素敵な写真が盛りだくさん
ですので、そちらのサイトをご覧になって頂けると幸いです♩

風の旅人 さん
~世界情景素写~
シリアの情景

次回はハマ(ハマー)
حماة
です♩

مع السلامة
マアッサラーマ!

それでは、What was fun for you today?
スイがお送りいたしました♩

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